健大高崎 東海大相模に快勝「挑戦者という気持ち」で県3位から関東制覇に王手

 「秋季高校野球関東大会・準決勝、高崎健康福祉大高崎8-2東海大相模」(26日、上毛新聞敷島球場)

 高崎健康福祉大高崎(群馬3位)が東海大相模(神奈川1位)に快勝し、秋季関東大会では初の決勝進出を果たした。エース左腕の下(しも)慎之介投手(2年)が9回2失点完投。開催地枠での出場から快進撃が止まらない。

 東海大相模の強力打線に的を絞らせなかった。下は「とにかく相手が強い。挑戦者という気持ちを忘れず向かっていこう」とひるまず。130キロ台の直球とカーブなど変化球を効果的に織り交ぜて凡打の山を築いた。

 東海大相模の“高校通算100発超トリオ”鵜沼、山村、西川に対しては山村の1安打のみに封じた。青柳博文監督も「下がよく粘り強く投げてくれた」と称賛。打線もバントを多用し、相手のミスを逃さず五回に一挙5得点で試合をひっくり返した。

 今秋の群馬大会は3位にとどまり、ギリギリで今大会出場が決まった。しかし、1回戦では優勝候補の常総学院(茨城1位)を破るなど、チームは上り調子だ。「“下克上”という言葉を合言葉にしてやってきた」と下。山梨学院(山梨1位)との決勝を制すると目標が達成される。

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