ロッテ育成2位 慶大・植田、指名に「本当に感謝の気持ち」4月に右肘手術
ロッテから育成ドラフト2位指名を受けた植田将太捕手(21)=慶大=が24日、横浜市の野球部合宿所で永野チーフスカウト、下敷領担当スカウトから指名のあいさつを受けた。
植田は少年時代からプロ野球選手になるのが夢だった。今、その扉に手をかけた。
「ケガをしている中で指名していただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。今年4月4日に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けた。
現在はウエートトレーニングを中心に故障しない体作りに励んでいる。「守備や肩でチームに貢献できる捕手になりたい」。目標はズバリ、ソフトバンクの甲斐拓也捕手だ。
最速163キロを誇るドラフト1位・佐々木朗希投手(大船渡高)の球を受ける可能性も高い。これまで受けた最速球は150キロ前後で「違った次元の投手。楽しみにしています」と期待を隠さない。
「一日でも早く支配下登録を勝ち取れるように一生懸命頑張ります」。その目はしっかり前を見据えていた。