ヤクルトは星稜・奥川!ドラフト1位指名を公表 高津監督「一番スワローズにマッチ」
ヤクルトは15日、17日のドラフト会議で星稜・奥川恭伸投手(18)を1位指名することを公表した。東京都内の球団事務所で行われたスカウト会議後、高津臣吾監督(50)が「1位は奥川投手でいきます」と明らかにした。
今季のチーム防御率は12球団ワースト。即戦力投手が必要なチーム事情の中、今夏甲子園で準優勝した最速154キロ右腕の指名を決めた。
高津監督は「ピッチャーがスワローズの弱点なのは明らか。勝てるピッチャー、即戦力のピッチャー、いろいろ考えた時に、高校生ではありますけど、いろんなスケジュール、プランをクリアした時に、1軍で活躍できる実力があるのではないかなと思い、指名させていただくことに決めました」と説明。高校生なだけに、球数管理や体作りを慎重に進めていく必要性に言及しつつ「一番いい投手、一番スワローズにマッチしてくれるピッチャー、来年勝ってくれると思うピッチャーだから」と、高い評価を口にした。