ロッテ・井上、秋季練習で居残り「不動の4番」へ強い決意
参加選手10人によるロッテの秋季練習が5日、ZOZOマリンスタジアムでスタートした。
今季、あと一歩のところでAクラス入りを逃した。井口監督は来季に向けて、「優勝のためには全体的なレベルアップが必要」と力を込めた。
「人数を絞った」という中には井上の姿があった。「(本人は)満足していないし、われわれも」(井口監督)というように、今季は決して満足のいく成績ではなかった。
昨季は133試合に出場して打率・292、24本塁打、99打点。
「不動の4番」と期待された今季は129試合に出場し打率・252、24本塁打、65打点だった。
30本塁打へ。本人も「なにかが足りないのは分かっている。なにかが見つかると1つ抜け出せる」とさらなる飛躍への手がかりをつかもうと必死だ。
この日も個人練習で居残り、黙々とバットを振り続けた。「不動の4番」へ強い決意で再チャレンジする。
秋季練習は30日まで行われ、11月1日からは鴨川で秋季キャンプが始まる。