西武・中村&山川 新旧4番で接戦を制した!11日から首位ソフトバンクと直接対決

 「楽天2-3西武」(8日、楽天生命パーク宮城)

 西武は打点王を激しく争う新旧4番のバットで接戦を制した。初回に中村が先制の左中間2点二塁打。一度は追いつかれたが、八回に山川の適時二塁打で勝ち越した。辻監督は「向こうも必死、こっちも必死で勝てて良かった」とうなずいた。

 まずは現4番の中村が先制打を浴びせた。初回1死一、二塁。石橋の初球カットボールを捉え、左中間を破った。リーグトップの打点を117に伸ばした。4番の座を奪われた山川も意地を見せた。同点の八回2死一、二塁。森原のスライダーを左中間に落とし、111打点で追走する。

 チームは6連戦を5勝1敗で終えて勢いに乗る。11日からはいよいよ首位ソフトバンクと今季最後の直接対決2連戦。リーグ2連覇を懸けた天王山へ、山川は「ケガしてもいいぐらいの気持ちで戦いたい」と闘志を燃やした。

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