奥川7回18K!世界よ、これが侍エースだ!2次L白星発進

 「U18W杯・2次リーグ、日本5-1カナダ」(5日、機張)

 1次リーグB組1位の日本が同A組2位のカナダに快勝。1次リーグの成績を持ち越すため、2勝1敗となった。奥川恭伸投手(3年)が先発で今大会初登板し、7回1失点で18奪三振の快投。世界にその実力を見せ付けた。打線は五回に失策で追い付き、韮沢雄也内野手(3年)の適時打で勝ち越し。七回には3点を加えて勝負を決めた。

 七回2死走者なし。この日18個目となる三振をわずか3球で奪うと、奥川はポンっと手をたたき、ほえた。Wエースの一角にたがわない圧巻の奪三振ショー。満を持しての今大会初登板で「試合を作れたことはよかったけど満足はしていない」と言ってのけるほど格の違いを見せつけた。

 今夏の甲子園決勝以来となる実戦マウンドとは思えないほどの快投だ。「しばらく間隔が空いたので、どこまでストレートで押せるか」と初回はあえて直球勝負。3番に安打を許したが、アウトはすべて空振り三振で仕留めると波に乗った。一回の4番から三回の8番まで5者連続の奪三振。スライダーとのコンビネーションで手玉に取った。

 与えられたミッションも遂行した。75球を投じていた五回終了直後。永田裕治監督(55)から七回までと伝えられた。ただし、付け加えられたのは104球に達したら交代という“ルール”。「何とか自分で(七回を)終えよう」。105球に達したら中4日を空けなければならない。そうなると決勝には投げられない。その“ルール”を意識した上で、きっちり七回まで投げ切った。

 聖地から世界へとハードな日々の中、わずか1泊の帰省で心癒やされた。聖地決勝翌日の8月23日。夜8時頃に石川県内の実家に戻ると、宇ノ気中時代のチームメートが食事会を開いてくれた。「高校に入ってから初めてほとんど全員で集まってご飯を食べました」と気分転換。「思い出話とかをして本当に楽しめました」と旧友の笑顔で気持ちを切り替えられた。

 指揮官は「精神的支柱」と今夏の甲子園準V右腕を称える一方、気を引き締めることも忘れなかった。試合終了後にナインを集め、ゲキを飛ばした。初の世界一へ。奥川が作った勢いのまま、頂点へと駆け上がる。

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