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佐々木が投げた!驚異の回復力に周囲も感嘆 侍U18初黒星も“朗”報

 「U18W杯・1次リーグ、日本1-3台湾」(2日、機張)

 日本は台湾に1-3の五回裏終了降雨コールドゲームで敗れた。3勝1敗となり、2次リーグ進出は持ち越しとなった。ただ試合中に佐々木朗希投手(3年)が右手中指に血マメを負って以来、初のブルペン入り。力強い速球を投げ込み、完全復活へ向けて明るい兆しが見えた。3日は1次リーグ突破を懸けてパナマと対戦する。

 痛い敗戦の中、しかしグラウンド横のブルペンで光が差した。エース格の佐々木が8月26日の侍ジャパン大学代表との壮行試合以来、7日ぶりの本格的な投球。「調整するときはああいう感じかなと思います」と左脚の上げ方を変えながら、腕を振った。

 どんどん力が入っていく。まずは捕手を立たせて59球。エンジンが仕上がると、捕手を座らせ26球。「想定内というか、悪くはなかったと思います。7割ぐらいはできた」。ブルペン入りはスタッフらと相談して決定。「大会中には投げられると思うので。後は変化球をやっていければ。焦りはない」と力を込めた。

 驚異的な回復力に周囲は目を見張る。試合途中にも関わらず、佐々木が投げ始めるとブルペン周辺には人だかりができた。相手を務めた水上桂捕手(3年)は「(国内)合宿初日よりもノビがすごかった」と証言した。視察したソフトバンク・永井編成育成本部長も「(血マメを)本人は全然気にしていないと思う。(球速も)速かったね」と舌を巻いた。

 勝てば1次リーグ突破が決まっていた試合は、不運な形で落とした。三回1死一、三塁の場面。飛び出した一塁走者を刺そうとした間に、本塁生還を許して同点となった。同じくセーフとなった一塁走者に対して“リプレー検証”を求めたものの、判定は覆らず。権利が消滅したことで五回先頭のきわどいプレーで使えず、決勝点につながってしまった。

 2点リードされた五回終了後から雨脚が強まり、約1時間の中断の末にグラウンド整備へかかる時間も加味して試合終了となった。審判団から説明を受けた永田裕治監督(55)は「国際ルールなので。明日(3日)必死でやるしかない」とキッパリ。1次Lを白星で締め、復活間近の佐々木の晴れ舞台へとつなげる。

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