ソフトバンク・千賀 西武との首位攻防戦で7回4失点7敗目「責任感じる」

 「西武4-2ソフトバンク」(30日、メットライフドーム)

 両手に膝を置いてうなだれた。同点の七回1死一塁。ソフトバンク・千賀は西武・森に勝ち越しの2ランを左翼席に運ばれた。首位攻防戦の初戦を託された右腕が、7回4失点で今季7敗目。「大事な試合を任せてもらったのに、結果を残せなかった。責任を感じる」と肩を落とした。

 2点リードの四回にも、外崎に同点2ランを許すなど打線の援護に応えられなかった。頼みの右腕がリーグワーストの17被弾。西武戦は17日の対戦で自己ワーストの3回9失点。借りを返そうと臨んだマウンドで、西武強力打線に返り討ちにあった。

 2位・西武とのゲーム差は1まで詰められた。昨季のリーグ王者との試合は残り4試合で全て敵地。このまま獅子に力負けを繰り返すと、リーグ王者を奪い返すことはできない。

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