星稜・奥川ブルペン入り 「バランスを確認」県大会決勝以降初
「全国高校野球選手権」(6日開幕、甲子園球場)
第2日第3試合で旭川大高と戦う星稜は奈良市内で練習を行い、今秋ドラフト1位候補の奥川恭伸投手(3年)が7月28日の石川大会決勝以降初のブルペン入り。立ち投げ中心の投球で、まだ本調子ではないが、初戦に間に合わせる考えだ。
「正直、今はフォームがバラバラの状態なので少しずつやっていくしかないなと。今こんな状態ですけど全然焦ってないですし」
この日は立ち投げ中心で「バランスを確認することが中心でした」と話す。自らバラバラと評するほどで、ベストの状態で7日の初戦に迎えられるかは分からないが、自信は揺らがない。試合になれば、投手の本能で修正を図ることもできる。
「試合中も修正しながらやっていければ。ピッチャー独特の感覚というか、ピッチャーは個々でその感覚があるし、試合になればつかめるところもあるので焦ってないです」と奥川。大会の主役として注目を集める右腕。いざマウンドに上がれば、期待に応えるパフォーマンスを披露するだけだ。