巨人が初回に一挙7点 ゲレーロが9号満塁本塁打 前夜18残塁のうっぷん晴らす猛打

1回、満塁弾を放ち、ナインと笑顔でタッチを交わす巨人 アレックス・ゲレーロ(右)=東京ドーム(撮影・出月俊成)
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 「巨人-阪神」(28日、東京ドーム)

 巨人が初回に猛打爆発した。

 0-1の一回。先頭の若林が遊撃内野安打で出塁。続く山本がバントで送り1死二塁。この場面で3番の丸が阪神先発・岩田から鮮やかに右前打を放って同点に追いついた。4番の坂本勇も中前打を放ってつなぎ一、二塁。この日、37回目の誕生日を迎えた亀井も一塁内野安打を打って1死満塁。この好機に6番に入った岡本が、“貫禄”の押し出し四球を選び勝ち越し。さらに7番に座ったゲレーロが、中越えに9号グランドスラムをかっ飛ばして突き放した。

 さらに若林が中前適時打。一回に早々とマルチ安打をマークした。この日は初回先頭で遊撃内野安打を放って出塁し、猛攻のお膳立て。

 27日・阪神戦で同点の八回2死満塁と延長十回2死満塁で空振り三振に仕留められた。若林は「僕が打っていれば勝っていた試合。申し訳ないです」と猛省し、「(28日に)しっかり切り替えたい」と語っていた。その言葉通り、躍動して借りを返した。

 前日は3度の満塁機を逃すなど、18残塁の拙攻で4連敗。一夜明け、うっぷんを晴らすように初回から打線がつながり、一塁ベンチの原監督からも笑顔がのぞいた。

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