巨人・宮本和知投手総合コーチ(55)が10日、11日からの西武3連戦に先発する今村、田口、桜井に緩急を駆使することを求めた。
山川ら強打者がそろう西武打線は、12球団でトップクラスの破壊力を誇るだけに真っ向勝負だけではリスクが高い。封じ込むための対策として「いかに緩いカーブを使うか。目先を狂わせることが大事」と説明。先発する3投手について「そういうピッチングができる」と期待した。
11日のカード頭を担う今村はジャイアンツ球場で調整後、「大事な試合。しっかり(田口、桜井に)いいバトンをつなげられるように頑張りたい」と意気込む。若武者3人の“緩急ボーイズ”が、超強力打線に挑む。