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巨人・菅野に異変?深刻な一発病に苦しむ…不調の要因を分析

6回、降板を告げられボールを放り投げる菅野(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人8-13阪神」(15日、東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が六回途中、11安打10失点の大炎上。まさかのKO負けで3敗目を喫した。10失点、4被弾はいずれも自己ワーストとなった。

 打球を見届けることなく、あきらめた。六回、大山に浴びた一撃は打った瞬間にそれと分かる特大の7号2ラン。この試合、4本目のアーチを打たれ、KOとなった。

 今季は5勝を挙げているが、5失点した前回登板に続く乱調で防御率は4・36まで悪化。何より、“一発病”が深刻だ。この日は登板8試合目となったが、本塁打を打たれなかったのは1試合だけ。大山の一発は、両リーグワーストの13被弾目となった。

 この試合は糸井と木浪にはスライダー系、福留と大山には直球系を打たれた。デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「今季の菅野はスライダーが悪い。いいときのスライダーはよりベース盤の近いところで曲がっていたが、今季は曲がりが早いから対応されてしまっている。右打者にも左打者にも思い切り振り抜かれている」と分析した。

 また、この日は最速151キロをマークしたものの、球威も本来に比べて物足りない。昨季は登板した全28試合で150キロをマークしたが、今季は最速150キロ未満だったのが3試合。関本氏は投球フォームについて「軸足に体重が残ってしまう時がある。体重移動がうまくいっていないから、直球の質も悪い」と指摘した。

 左打者に打たれているのも、今季の菅野の特徴だ。被打率は右打者が・217、左打者は・321。昨季は右・216、左・226と変わりなく抑えていたが、異変が生じている。関本氏は「左打者に対して外角のボールゾーンからベース盤をかすめるスライダーでカウントを稼いでいたが、精度が悪く、これもできない。狙い球も絞りやすいのではないか」とした。

 4連敗となった試合後、原監督は「誰にでも壁というもの、山というものはくるわけですから。乗り越えないといけない」と鼓舞。沢村賞右腕に、試練が訪れている。

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