DeNA・上茶谷「三回以降は気持ちを切り替えて」6回2失点も初勝利はまたお預け

顔をしかめベンチへ戻るDeNA・上茶谷大河=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島-DeNA」(11日、マツダスタジアム)

 先発したDeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(東洋大)が、6回5安打2失点でマウンドを降りた。

 序盤は制球に苦しみ、初回と二回で1点ずつ失ったが、三回以降は立ち直った。リズムを取り戻し、味方の援護を待った。そのまま2点ビハインドの七回に代打を送られて交代した。

 中11日と登板間隔が空いていた。4月30日に抹消されてから、2軍で直球のキレを取り戻すため練習を積んだ。その手応えは「半分、半分」。完全につかんだわけではなかったが、必死に粘って試合を作った。

 降板後は「序盤は制球を気にしすぎてしまい、腕を振った投球ができませんでした。思い切りの良さを出そうと思い、三回以降は気持ちを切り替えて、ストレートで押す強気の投球ができたと思います。次回登板では立ち上がりから強気で押す投球ができるようにしたいです」とコメントした。

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