履正社、夏リベンジへコールド発進 小深田2安打3打点

 「春季高校野球大阪大会、履正社9-2三島」(14日、履正社グラウンド)

 履正社が三島との初戦で、9-2のコールド勝ちを収めた。センバツの星稜戦での完封負け以来の公式戦で序盤に相手投手を攻略できずに課題も残ったが、夏のリベンジに向けた1勝となった。

 初回に2点を先制された中、小深田大地内野手(2年)が存在感を示した。初回に通算12本目のソロ弾を右翼に放ち、六回には1死二、三塁から左中間への2点適時二塁打で2安打3打点の活躍。星稜戦では奥川恭伸投手(3年)から安打を記録したが「ストレートだけでなく変化球も打てるようにしたい」と課題を口にした。

 岡田龍生監督(57)は「奥川君のような投手を打たないと全国で勝てない」とレベルアップを求めた。

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