習志野、4試合連続逆転ならず 小林監督「これからの糧、いい栄養になった」

 「選抜高校野球・決勝、東邦6-0習志野」(3日、甲子園球場)

 逆転の習志野(千葉)とはならなかった。初回、東邦の石川に強烈な先制パンチ。五回には先発して立ち直りかけていた山内翔太投手が軸足の左足にピッチャー返しの打球を受けて降板。スクランブル登板した切り札の飯塚脩人は、石川に試合の流れを決定づける2ランを浴びた。

 ここまで3試合連続で逆転していた試合巧者も、この日は3つの併殺打と歯車が狂い、東邦の好守にチャンスメークできなかった。それでもエースの飯塚は意地を見せるかのようにMAX148キロと自己記録を更新。夏につなげた。

 今大会ではサイン盗みの疑惑をもたれたが、一丸となった戦いぶり。小林徹監督(56)は「選手は良くやってくれた。最高の舞台で5試合できたことは、これからの糧、いい栄養になった。冬の間に課題を克服してくれたが東邦に比べると力不足。いいものを見させてもらいました」と振り返った。

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