東海王者の東邦 富岡西振り切る 石川11K、163球で完投

7回東邦死二塁、東邦・石川は中前に適時打を放つ(投手 富岡西・浮橋、捕手 富岡西・粟田)=甲子園(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・1回戦、東邦3-1富岡西」(26日、甲子園球場)

 東海王者の東邦が大黒柱・石川の投打にわたる活躍で21世紀枠で初出場の富岡西を振り切った。

 東邦は三回、今大会No.1スラッガーと評されている石川の中犠飛で先制。同点で迎えた七回には1番・松井が左前へ勝ち越し打。さらに、石川の中前打で貴重な追加点を奪った。

 富岡西はエースの浮橋が好投。打線もしぶとくチャンスをつくり、六回2死一、三塁で7番・木村が一塁線を破る二塁打で同点とした。浮橋も強力打線を相手に粘り強く好投。敗れはしたが、優勝候補を相手に善戦した。

 東邦・石川は九回を投げ163球の熱投で7安打1失点。毎回の11三振を奪った。

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