「選抜高校野球・1回戦、龍谷大平安2-0津田学園」(25日、甲子園球場)
170球の熱投も実らなかった。津田学園の正統派右腕、前は9回まで2安打ピッチ。しかし、延長戦に入ると高めに浮き始め、十一回に2点を失った。 押し気味に試合を進めたのは津田学園の方だった。三回に7番・小林が左前打し、送りバントで二塁へ。四、五回にも得点圏に走者を進めたが、ホームは遠かった。7番・小林世直内野手(2年)が3安打したが、自慢の中軸が無安打に抑えられた。佐川竜朗監督(40)は「前は良く投げてくれた。夏までに打線を鍛え直したい」と話した。