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習志野、掛布SEAパワー星 10年ぶり出場の後輩に感謝「校歌は懐かしく新鮮」

 日章学園に勝利し、笑顔で駆け出す習志野ナイン(撮影・中田匡峻)
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 「選抜高校野球・1回戦、習志野8-2日章学園」(24日、甲子園球場)

 1回戦3試合が行われ、習志野(千葉)が10年ぶりの出場で白星を挙げた。「美爆音」が代名詞のブラスバンドの応援に加え、同校OBの阪神・掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA・63)も応援に駆け付けて勝利を「アシスト」。同SEAは事前にTシャツなどの差し入れを行ったそうで、ミスタータイガースの後押しも加わり千葉県勢のセンバツ通算40勝も達成した。

 三塁アルプスから響く「美爆音」が心地いい。ゲームセットの瞬間、掛布SEAは思わず手をたたいて喜んだ。バックネット裏から温かいまなざしをグラウンドに送り、甲子園に響いた校歌に記憶がよみがえる。母校の勝利の余韻に浸った。

 「高校2年の夏に甲子園に出場させてもらいましたが、初戦負けで校歌を歌うことができませんでした。甲子園で聞かせてもらった母校の校歌は懐かしく、また、新鮮にも感じました」

 甲子園で習志野の試合を観戦したのは数十年ぶり。後輩たちの躍動が頼もしく映った。初回、盛大なブラスバンドの演奏を背に、相手の3失策につけ込み一挙7得点。先発の山内翔太投手(2年)も小気味良いピッチングでゲームを作った。

 「ショートの角田君をはじめとして野手の足が動いていました。先発の山内君はテンポの良い投球で持ち味を発揮したと思います」と掛布SEA。大会前には、チームにオリジナルのTシャツやバットをプレゼント。思いは伝わっている。

 この日、先制打を含む3安打1打点の根本翔吾外野手(3年)は「ホテルで着ています。習志野には素晴らしいOBの方がたくさんおられます。伝統を受け継いでいきたい」と話す。掛布魂を継承し、28日の2回戦は奥川恭伸投手(3年)擁する星稜(石川)と対戦だ。

 掛布SEAは「習志野も日章学園(宮崎)も過度なガッツポーズなどすることなく、相手への敬意を忘れない素晴らしい試合ぶりでした」とたたえた。偉大なOBと日本一の大声援を受け、優勝候補にも全力でぶつかる。

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