王貞治会長 イチロー“監督”「僕は見たい」も…「まずは解放してあげよう」

 ソフトバンク・王貞治会長が22日、現役引退を表明したイチローにねぎらいの言葉を送った。

 ウエスタン・リーグの視察で訪れた筑後市で報道陣に対応。06年のWBCでは侍ジャパンの監督、主力選手の間柄だったが、同じスーパースターとしての立場から「彼は自分の悩みがあったとしても、納得するような返事をもらえる人がいなくて、孤独だったんじゃないか」と思いやった。今春のオープン戦を含めて、結果が出なかったことに「練習してはいたが、試合をやっていなかったブランクは大きかったと思う。乗り越えられると思っていただろうが、それはかなり厳しかったんじゃないか」と推測した。

 また、イチローが引退会見で「監督は絶対無理です」と語ったことにも言及。「人望とかは生まれてくるもの。そこで人望がないと言ったのも本心ではないだろう。やっているうちに生まれていくもの。彼もオリックス時代に仰木監督などの苦労も見ているはず。今の時点ではなれないということではないか」とした。イチロー監督について「僕は見たい」と希望しながら、「彼にそんな新たな悩みを持って戦わせることをさせたくないし、まずは解放してあげようよ」とねぎらった。

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