楽天・由規、故郷で「応援を力に」再発進

 ヤクルトから自由契約となり、楽天に育成選手として入団した由規投手(29)が20日、楽天生命パーク宮城の室内練習場で練習し、故郷を本拠とする球団で再スタートを切った。昨年6月に右肩痛が再発し、現在も慎重に調整を進めている。「地元の方の応援の力を自分の力に変えて頑張る」と意気込んだ。

 この日はブルペンの傾斜を使って投げたが、捕手は座らせず本格的な投球に向けて段階を踏んでいる状況。「焦らずにやる」と着実に歩みを進めている。

 ヤクルト時代の最後の1軍登板は昨年6月2日に楽天生命パーク宮城で行われた楽天戦だった。「ヤクルトの選手だったがあれだけの声援をいただけた。あそこで投げたい」。まずは支配下登録を勝ち取り、地元で勇姿を見せることが恩返しの第一歩だ。

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