“最強応援団”大阪桐蔭野球部スタンドで応援 ラグビー部優勝を後押し
「全国高校ラグビー・決勝、大阪桐蔭26-24桐蔭学園」(7日、花園ラグビー場)
大阪桐蔭(大阪第1)が桐蔭学園(神奈川)を破り花園初優勝を果たした。スタンドには、甲子園で史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げた野球部も駆けつけた。
まさに最強応援団だ。昨年の甲子園で春夏連覇した野球部の西谷浩一監督(49)と、中川卓也前主将らプロ入りした4選手以外の優勝メンバーもバックスタンドで声援を送った。野球部とラグビーは交流が深く、これまでも互いの全国大会で応援し合ってきた。
学級担任としてラグビー部員の大半を見てきた西谷監督は試合前の練習もサブグラウンド脇で見守り、綾部正史監督やフィフティーンに握り拳でゲキ。野球部のコーチ陣とともに拍手で試合に送り出した。
「野球部とラグビー部は卒業してからも仲がよい。クラスも同じで(ラグビーも全国制覇という)思いは強いでしょう」と西谷監督。昨年の準優勝も観戦していただけに「去年負けていたからやり返したいという思いは強い」と、野球部の試合と同様に気合十分で臨んでいた。