オリックス西村監督、先発は「7回」ノルマ 救援陣の負担軽減目指す 

 オリックス・西村徳文監督(58)は2日、先発投手にノルマに課した。「先発は最低7回。後ろの投手に負担が掛かりすぎている。完投数を増やしていかないといけない」

 昨季はリリーフ陣がフル回転。チーム完投数はわずか「2」だった。チーム防御率3・69は12球団1位ながら、終盤に吉田一、山本、増井の勝利の方程式に疲れが見られ守護神以外は離脱した。この反省から今季は先発陣に1イニングでも長く投げることを求めた。

 「1年間トータルで考えてリリーフに負担が掛からないようにしたい。シーズンの勝負どころになればリリーフにはフル回転してもらうことになる。そこまでは先発陣が頑張っていってもらわないと」。金子、西の柱が抜けた先発陣に大きなノルマが課せられた。

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