西武移籍の内海 炭谷の背負っていた背番号27を自ら選ぶ「ひとつでも上にという気持ち」

西武への入団会見を行う内海哲也=球団事務所(撮影・中田匡峻)
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 巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武入りした内海哲也投手(36)が21日、所沢市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は炭谷が背負っていた27を自ら選んだ。

 巨人の顔だった選手の電撃移籍。スーツ姿の内海は西武カラーの青色ネクタイを締め、登場した。背番号27の理由について、内海は自ら選んだことを明かし、「いろいろ候補があったが、ひとつでも上にいく。銀仁朗君の番号でしたが、ひとつでも上にという気持ちで選びました」と語った。

 内海は03年ドラフト自由枠で東京ガスから巨人に入団。ここまでプロ15年で通算324試合に登板、133勝101敗、防御率3・21の成績を残している。

 左腕エースとして6度のリーグ制覇、2度の日本一に貢献。11年には18勝、12年には15勝で2年連続最多勝。14年以降は2桁勝利から遠ざかっており、今季は5勝5敗、防御率4・17だった。来季に向けては「せっかく取っていただいた。数字でも貢献したい。二桁勝利を目指してやっていきたい」と意気込んだ。

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