ロッテ・益田 1・3億でサイン「数字で見えない部分を評価してもらった」

 ロッテ・益田直也投手(29)が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2000万増の1億3000万円でサインした。

 益田に笑顔が広がった。「サインをしました。投げる以外、数字で見えない部分を評価してもらったのでよかったなと」

 今季70試合に登板して2勝6敗、3S、19HPで防御率3・08だった。

 プロ1年目の12年から、17年の38試合を除いて、毎年50試合以上に登板。今季は自身2度目の70試合登板となった。

 登板がなくてもブルペンで黙々と肩を作って出番を待つ。「ゲーム以外のことを話した」というが、そんな姿勢も評価となった。

 来季から外野に「ホームランラグーン」が設置されて狭くなる。「(投手陣は)猛反対でしたよ。野手は狭くなるぶんいい。でもホームランは楽しい。なんとも言えない。ホームランを打たれてもチームが勝てばいい」

 益田と来れば「終盤の男」。本人は「大事な八回、苦しい九回…(やりたいのは)九回ですかね」という。

 ケガをせずにプロ7年間を乗り切った。こつを「よく走ることです」と打ち明けた。

 「もうそろそろ(投手陣を)引っ張っていかなければ」。益田が来季、新境地を開く。(金額は推定)

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