ロッテ・ドラ1藤原に高卒新人球団初の出来高契約「光栄なこと」 背番号も期待の「2」

 契約に合意し、チョコレートを口にする藤原
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 ロッテからドラフト1位指名された藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が1日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円で契約合意した。背番号は「2」。

 高卒ルーキーに“出来高”が付くのはロッテの球団史上初の出来事で、最大級の期待の表れだ。藤原は「光栄なことです。期待されている。頑張らないといけないと思います」。表情をグッと引き締めた。

 背番号は「2」だ。名球会入りした山崎裕之氏、さらにサブロー(大村氏)らが背負ってきた。「1ケタ台はなかなかもらえないのでうれしい」

 さらに「ファンの方に愛されるような選手になりたい。目標はトリプル3を狙えるような選手になることです」と力強く話した。

 年末から年始は大阪桐蔭高の1、2年生と同じ練習量をこなし、さらに時間を気にせずに徹底的に走る。

 高校通算32発のパンチ力、50メートル5秒7の俊足、そして遠投120メートルの強肩。まさにトリプル3を狙える資質を備えている。

 体力的な資質とともに、その負けん気の強さも武器だ。野球でもゲームでも「負けたら何度でも勝負を挑む」という。特に腕相撲では負けた記憶がない。

 「握力は左が89、右は83か84。リンゴを割れる。やったことがある」

 「この12月が大事になる。練習に勝負をかける。ギアを上げて(他の新人に)負けないようにしたい」

 昨年のドラフト1位・安田と連絡を取り合っている。同じ大阪出身で、もちろん顔なじみだ。その安田からは「(会ったら)じっくり話そうな」と言われているそうで、「楽しみです」とこの時ばかりはたくましい表情を崩した。

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