ロッテ・田村 69年醍醐氏以来の球団捕手全試合出場を評価 1500万増でサイン
ロッテ・田村龍弘捕手(24)が30日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万増の7200万円でサインした。
田村に笑顔が広がった。「昨年も1昨年も100試合以上出て、今年は全試合に出てくれた。来年も全試合に出てほしい」。球団の評価にうなずいた。
今季は143試合に出場して打率・239、3本塁打、打点35。二塁打を14本、三塁打を7本放っている。
ただ悔いが残るのは低打率。「捕手は2割5分でいいというけど2割8分くらいは打ちたい。1打席1打席を大事に集中してやっていきたい」
今後、ますます正捕手として投手陣を引っ張っていく必要がある。「年下の投手もいっぱい出てきた。底上げをしていかないとダメ。二木には1度、二ケタ勝たせたい。そうすれば下の投手もついてくると思う」
将来の夢は高校時代(光星学院)を過ごした青森県に豪邸を建てることだ。「東北が好きです。寒いけどご飯がおいしい。やさしいイメージがある」とまた笑った。
なお、シーズン全試合に捕手として出場したのは過去30年で古田(ヤクルト)、城島(ダイエー、阪神)の2人で、平成では3人目だ
ロッテでは東京時代に醍醐猛夫が65、66、69年に記録している。
田村の過去5年の試合出場数は昨季の132が最高だった。今季で4年連続100試合以上をクリアした。(金額は推定)