ロッテ・西野 1500万減でサイン「何も言わず受け入れようと思った」
ロッテ・西野勇士投手(27)が29日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万減の6000万円で更改した。
「何も言わず、何パーセントでも受け入れようと思った」と潔く20パーセント減にサインした。
今季は14試合に登板して0勝0敗0PH、防御率6・19だった。
昨季は5試合に登板して2勝3敗、防御率4・73だった。
「ここ2年間活躍できていないし、本当に悔しい1年だった」。
昨年、抑えから先発に再転向した。だが、右ヒジ痛に悩まされて、これまでヒジ回りのじん帯を支える筋肉の強化に努めてきた。
そのかいあってか。夏場頃から、「いろいろやれることをやって、シーズン途中には(ヒジ痛)が消えていた。気がつけばという感じだった」という。
16年は1億円プレーヤーだった。不振の原因を「体と心のバランスですかね」と振り返り、「中継ぎ、抑えをやってそこまで上がってきた。来年は勝負の年。活躍して一気に取り返したい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)