西がFAでも…あら?西がいた!?オリックス ドラ3・荒西に即戦力期待

 オリックスは15日、ドラフト3位で指名した荒西祐大投手(Honda熊本)と熊本市内で交渉し、契約金6500万円、年俸1100万円で仮契約した。背番号は15。

 今季限りで引退した佐藤達也の背番号を引き継がせるだけでも期待の高さが分かる。

 長村裕之球団本部長は「すぐ1軍で対応できる投手。即戦力に1番近い。先発、リリーフどちらでもできる。社会人では予選も本選も一人で投げ抜いたタフさもある。140キロ後半のストレート、スライダー、シンカーのキレ、コントロールも安定している。コンビネーションで組み立てができる投手」と高評価を口にした。

 荒西はMAX149キロを誇るスリークオーター右腕。26歳は今秋ドラフトで指名された最年長選手でもある。

 昨年12月にはウエスタン選抜、イースタン選抜などが参加し、台湾で行われたアジア・ウインターリーグに社会人チームの一員として参戦。5試合に登板し9回を投げ被安打8、6奪三振、1四球で防御率0・00の好成績を残した。

 今夏にジャカルタで行われたアジア大会には社会人侍ジャパンとして参加。4試合を投げ6回2/3を被安打4、8奪三振、無四球で防御率0・00の好投で銀メダル獲得に貢献した。

 荒西は「仮契約を終えて、少し実感がわいてきました。Honda熊本で培った強気のピッチングスタイルで、チームの勝利に貢献できるようにがんばります。15という素晴らしい番号をいただいたので、Hondaの大先輩である佐藤達也さんのように、結果を残しファンに愛される選手になりたいです」と意気込みを話していた。(金額は推定)

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