中日からドラフト２位指名された東洋大の梅津晃大投手（２２）が２８日、埼玉県川越市の合宿所で指名あいさつを受けた。その素材の高さにほれ込み、指名を強く進言した与田剛監督（５２）も「直接話がしたい」と同席。がっちり握手を交わした梅津は「与田監督のために野球がしたいという気持ちが芽生えた」と笑顔で語った。

　松坂（現中日）に憧れ、西武への入団が夢だったという梅津は「同じチームに入れて誇りに思う。いろいろ聞きにいきたい。かわいがってもらえたら」と目を輝かせた。

　与田監督は「今回プロに入ってくる（東洋大の）３投手とも見た中で、一番印象に残ったのが梅津君」と、以前から高評価していたという。即戦力右腕として、投手陣のカンフル剤に期待した。