巨人菅野の偉業を分析「全て構えたところ」【関本四十四の目】

先発し、好投を見せる菅野(撮影・堀内翔)
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 「セCSファーストS・第2戦、ヤクルト0-4巨人」(14日、神宮球場)

 巨人・菅野智之投手がプロ野球史上初となるCSでのノーヒットノーランを達成。エースの快挙で、2連勝でCSファーストSを突破した。

 投球内容は9回、113球を投げて無安打1四球7奪三振。フライアウトは14(外野11、内野3)、内野ゴロでのアウトは6だった。

 デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「投球フォームが全くぶれず、キャッチャー小林の構えたところにボールが吸い込まれていた。序盤は追い込まれる前に打ってきた相手打線を手玉にとり、広くベース盤を使っていた」と分析。

 七回2死、山田哲に四球を与えて完全試合は消滅。それでもリズムは崩さなかった。関本氏は「七回2死で山田哲に四球を出したが、続くバレンティンには序盤に内角を意識させていたことで、外のボール球のスライダーを使って空振り三振。終盤はやや甘く入る球もあったが、焦ったヤクルト打線が捉えることができなかった。ヤクルト打線が低調気味だったこともあったが、見事だった」と快投に拍手を送った。

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