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西武、10年ぶり優勝 史上最強打線で“野球は投手力”の常識を覆す

6回、栗山の犠飛で生還した源田(6)を迎える辻監督(中央)
優勝インタビューを終え、右翼スタンドのファンの声援に応える辻監督
リーグ優勝を果たし、ファンの声援に帽子を振って応える辻監督(左端)ら西武ナイン
優勝が決まり、胴上げされる辻監督の周りで喜ぶ西武ナイン
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 西武が30日、10年ぶり22度目のリーグ優勝を決めた。

 この日はナイターで日本ハム(札幌ドーム)と戦っているが、マジック対象のソフトバンクがロッテ(ヤフオクドーム)に1-9で敗戦。西武は八回で1-4とリードを許しているが試合終了を待たずに優勝が確定し、西武ファンからは歓声が沸き起こった。

 今季は就任2年目の辻発彦監督のもと、開幕8連勝。勢いに乗ってVロードを突き進み、一度も首位を譲ることなく頂点まで駆け上がった。開幕から“オール1位”での優勝は、両リーグを通じて4度目。パ・リーグでは62年の東映以来、46年ぶり2度目の快挙となった。

 辻監督は優勝監督インタビューで選手、スタッフ、ファンに感謝。「この日がいつくるかいつくるかと。私もミスをしましたが、選手が助けてくれました。感謝の気持ちです。ありがとう。この一言につきます」と感慨に浸った。

 優勝の原動力となったのは、史上最強の強力打線。46本塁打の主砲・山川を含め、20発以上の打者が4人。切り込み隊長の秋山、快足の源田がダイヤモンドを駆け回り、浅村、山川、外崎、森らが勝負強く走者を返した。シーズン終盤にかけてベテランの中村、栗山も本領発揮。指揮官が「個性を伸ばせれば必ず良い結果が出ると思った」とにらんだ通り、若手、中堅、ベテランがかみ合い、抜け目ない打線で得点を積み重ねた。

 投手陣はリーグワーストの防御率。エース菊池が14勝、多和田が15勝と勝ち星を稼いだが、リリーフ陣は勝ちパターンを固定できず、開幕から苦しみ続けた。失策数もリーグ最多。だが、その弱点を圧倒的な攻撃力でカバー。辻監督が「すごい打線」と驚くほどの猛打で、総得点は球団新記録をマーク。“野球は投手力”の常識を覆し、ライバル球団を寄せつけなかった。 西武は球団創設以来、10周年(88年)、20周年(98年)、30周年(08年)とリーグ優勝。40周年の節目となった今季も、強さを発揮した。

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