巨人の脇谷亮太内野手(36)が19日、東京ドームで今季限りでの現役引退を表明した。今季は1軍出場の機会がなく「8月になっても声がかからないのでそろそろ引退かなと思った」と決意した経緯を明かした。
05年の大学・社会人ドラフト5巡目で巨人に入団後、FAの人的補償で14年から2年間西武でプレーした。16年にはFAで巨人に復帰する史上初のケースとなったが「僕なりに野球人生は全うできた。おなかいっぱい野球をした。涙は出ないです」と晴れやかな表情。今後については「一回は指導者をしたいという思いはある」と語った。