阪神で活躍し、現在は米大リーグ、カブスで競技運営部門補佐を務めるマット・マートン氏(36)が15日、成田空港に来日した。大阪府北部地震と台風21号の被災地支援が目的で「思いはともにあることを示す機会にしたい」と語った。
2015年に帰国して以来、3年ぶりの来日。20日まで滞在する予定で、大阪府茨木市で子どもを対象に野球教室を開催し、同府内の被災地を訪問するなど被害を受けた人々を励ますために動く。「何らかの形でお手伝いできれば」と意欲的に述べた。6年間プレーした阪神には特別な思いがあり「ファンにお返しをしたい」と、感謝を伝える機会にするつもりだ。