愛工大名電が五回までに7失点 1981年以来の8強ならず 倉野監督「工夫必要」

 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、報徳学園7-2愛工大名電」(16日、甲子園球場)

 愛工大名電が1981年以来の8強を目指したが、壁は厚かった。初回に先制も、五回までに7失点。「(夏に)1勝するのに(監督就任から)20年かかった。さらに1勝、1勝と積み重ねるには工夫と勉強が必要ですね」と倉野光生監督(59)は無念の表情を浮かべた。

 西脇大晴主将(3年)も「何点取られても取り返すのが名電の野球だが、持ち味が出せなかった」と悔しがった。

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