興国新監督に元ロッテの喜多氏が就任 01年度ドラ1、昨年4月から部長
興国(大阪)の新監督に、元ロッテで同校部長の喜多隆志氏(38)が就任したことが7日、分かった。監督だった田中英樹氏(58)が部長となる。
喜多氏は智弁和歌山で外野手として活躍し、甲子園に3度出場。同級生の中谷仁(元阪神など)=現智弁和歌山コーチ=らと強打線の一角を担い、1997年夏に全国制覇した。
慶大を経て、2001年度ドラフト1巡目でロッテに入団。06年に現役を引退した。11年から智弁和歌山に赴任して副部長を務め、17年4月から興国の部長に就任していた。
興国はかつて大阪の“私学7強”の一校として、68年夏の甲子園で優勝。75年夏を最後に甲子園出場はないが、昨秋大阪大会で4強に進むなど力をつけている。今秋大阪大会で公式戦初さい配を振る喜多監督の下、久々の聖地を目指す。