楽天・平石監督代行、粘りドロー評価 「負けなかったことが大きかった」
「日本ハム2-2楽天」(7日、札幌ドーム)
延長十二回ドローに、楽天・平石洋介監督代行(38)は「勝つに越したことはないが、よく粘った。負けなかったことが大きかった」とプラスに受け止めた。1点リードの九回に抑えを務めるハーマンが暴投で同点に追いつかれたが、同代行は「これまでハーマンはずっとチームを救ってくれた。仕方ない。こういうときもある」と話した。
十回からは、松井が2イニングを抑え、十二回から登板の宋家豪も無失点で切り抜けた。特に、松井はイニングをまたぎ打者6人、無失点4奪三振。左腕は「1発出たら終わり。慎重かつ大胆に、と森山コーチや平石監督代行に言われ、そこを意識して投げました」と話し、「投げている場所は満足しないけど、こういうピッチングを続けていきたい」と、守護神への復帰も目指し、チームに貢献していく心意気を示した。