智弁和歌山・高嶋監督は明徳義塾・馬淵監督へ電話「たまにはやられんとね」

 お決まりのポーズで笑顔をみせる智弁和歌山の高嶋仁監督
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 「第100回全国高校野球選手権」(5日開幕、甲子園球場)

 出場する32校が1日、甲子園見学(第2日)に参加した。

 センバツ準優勝の智弁和歌山・高嶋仁監督(72)は、高知大会決勝で敗れた明徳義塾・馬淵史郎監督(62)と数日前に電話をしたことを明かした。

 高嶋監督と馬淵監督は、ともに甲子園に出場した時は食事をする関係で、練習試合も行っている。今夏は高知大会9連覇を逃した盟友を気遣ってしばらく連絡を控えていたが、気になって電話を掛けたという。

 「『完璧にやられましたわ。研究されていました』と言っていましたね。でも、たまにはやられんとね」とジョークを交えながら会話の内容を明かした。

 馬淵監督からは活躍を期待する激励を受けたというが、その内容は明かさなかった。さらに今大会の目標を聞かれても「心の中では思っていますけど、口には出しません」。最後まで「優勝」の2文字は口にせず、笑顔で報道陣を煙に巻いた。

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