阪神和田TAが大阪桐蔭・藤原を絶賛「技術がある。打ち損じをしない」

 「第100回全国高校野球選手権北大阪大会決勝・大阪桐蔭23-2大院大高」(30日、シティ信金スタジアム)

 今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手、根尾昂内野手(ともに3年)を擁する大阪桐蔭の決勝を、日本ハム、オリックス、ロッテ、西武、DeNA、阪神、ヤクルトの7球団のスカウトらが視察した。

 阪神は畑山チーフスカウトら4人と体制で視察。和田TAは2ランを含む7打数6安打6打点の大暴れを見せた藤原を絶賛した。

 「藤原は打撃が強引でなく、謙虚だね。コースに逆らわないバッティングができる。(6安打目となった六回の)センター前ヒットはためすぎて詰まっているけど、タイミングのズレがあってもセンターへ持っていける技術がある。高いレベルの技術を持っていて、打ち損じをしない、いい打者だね」と高校生離れした打撃技術を称賛した。

 この試合は「5番・遊撃」で出場した根尾に対しては「ショートの守備に関してはこれから伸びていくと思う。スケールの大きさがあって、いろんな可能性を感じるね」。二刀流の甲子園での活躍を期待した。

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