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「都立のドクターK」東大和南・吉岡 マウンド踏むことなく最後の夏終わる

一度もマウンドに上がることなく最後の夏を終えた東大和南・吉岡(中央)
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 「高校野球西東京大会・2回戦、明学東村山5-4東大和南」(10日、立川球場)

 プロ注目左腕の東大和南・吉岡桃汰(とうた)投手(3年)がマウンドを踏むことなく、最後の夏を終えた。試合前のキャッチボール中、腰を痛めて登板を回避。チームは延長の末にサヨナラ負けを喫し、不本意なかたちで高校3年間の幕が閉じられた。

 投げられなかったふがいなさがこみ上げてきた。延長十回にサヨナラ負けが決まると吉岡は奮闘した仲間を励ますなど気丈に振る舞ったが、試合後にはたまらず涙。「悔いしか残っていない」とこぼした。

 春のブロック予選・淵江戦で22三振を奪い「都立のドクターK」として注目されながら春の大会終了後から腰に違和感が生じた。6月には腰椎分離症と診断されたが、徐々に回復。この日は中継ぎでの登板を予定していた。

 阪神など4球団のスカウトも視察に訪れた中、試合前のキャッチボールでアクシデントが起きた。「グキッと音がしたのがわかった」と再び腰に痛み。投球を断念し、ベンチから鼓舞した。同点とされた八回途中には伝令でマウンドへ。いま自分にできることを精いっぱいした。

 悔しい高校野球の幕切れを糧に「野球を続けます」と力強く宣言した。目標とするのは同じ左腕の桜井周斗(DeNA)。同じ舞台でプレーすることを夢に、まずはケガをしない体作りが目標だ。

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