3連敗ヤクルト非常事態 頭部死球の青木、試合直前出場回避…5日抹消
「広島4-2ヤクルト」(4日、マツダスタジアム)
混セを演出するヤクルトに非常事態が発生した。6月30日の阪神戦で頭部死球を受けた青木宣親外野手(36)が、守備練習後に不調を訴えて予定していたスタメン復帰を直前回避。2戦連続で欠場し、5日に脳振とう特例措置で登録抹消されることが決まった。
米国時代の15年にも、頭部死球の数日後に症状が出て長期欠場。試合後は「あの時ほどじゃないけど、ちょっと気持ち悪くなったので」と説明した。今後はガイドラインに沿った復帰プログロムを行うが、前半戦の復帰は絶望。小川監督は「段階をすべてクリアすれば、オールスターは出場可能」と見通しを語った。
チームリーダーを欠いた影響か、九回の反撃も及ばず3連敗。今季ビジターの広島戦は6戦全敗となった。