日本ハム・大田、バット折られながらも…執念の決勝打! 「気持ちで」雄叫び上げる

 「交流戦、日本ハム11-4ヤクルト」(15日、札幌ドーム)

 執念の一打だ。4-4の七回2死三塁。日本ハム・大田はバットを折られながら、中前へ決勝打を放った。「気持ちで打ちました」。雄叫びを上げ、右腕を突き上げる。4試合連続打点と勢いに乗る“恐怖の2番”のバットが、チームを3連勝に導いた。

 「強引になり過ぎないようにして、間を抜けるような打球をイメージしていました」

 初回1死の場面では中前打で好機を演出し、中田の二塁内野安打の間に一気に先制のホームへ生還した。この日は好走塁&殊勲打の大活躍。栗山監督も「状態が上がってきていたので、信じていました」と褒めちぎった。

 中田に2戦連発の16号ソロが飛び出すなど、終盤に打線が爆発。大田の覇気が仲間たちにも伝わり、交流戦首位の燕を打ち砕いた。

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