阪神が大敗 秋山が自己最悪8失点 福留の全球団本塁打祝えず 交流戦の勝ち越しも消滅

7回、追加点を許しそれぞれのポジションに戻る阪神・秋山拓巳(右)と阪神・梅野隆太郎=札幌ドーム(撮影・田中太一)
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 「交流戦、日本ハム11-3阪神」(14日、札幌ドーム)

 阪神の先発、秋山拓巳投手が6回1/3を9安打、自己ワーストの8失点で6敗目(5勝)を喫した。チームの交流戦勝ち越しも消滅した。

 初回に内野ゴロの間に1点を失うも、その後3イニングは無失点投球。しかし、五回に先頭の石井一の二塁打と犠打バント、犠飛で1点を許すと、六回には日本ハムの4番・中田に15号2ランを浴び、七回は1死から3連打で2点を失い、さらに一、二塁としたところで2番手、守屋と交代した。守屋が交代直後、4番の中田に適時二塁打を許し、2者が生還したため、秋山の失点は自身ワーストの8となった。

 打線も日本ハム・マルティネスを攻めあぐね、毎回走者を出したが1点が遠く、八回に福留が代わった2番手の公文から右越えに5号2ラン。完封を阻止する意地の一発を放った。

 6月9日のロッテ戦(甲子園)以来の一発は、史上33人目の全球団本塁打。阪神では2005年・金本知憲、2008年の新井貴浩に次いで3人目となった。

 阪神は九回に俊介の適時打で1点を返したがそこまで。打線が3試合連続の2桁となる11安打を放ったが、マルティネスから二、四、五、六回と4度も先頭打者が安打で出塁するも無得点と好機を生かせなかった。

 日本ハムは主砲の中田が15号2ランなど5打点の活躍。5試合連続打点で存在感をアピール。2番の大田が2打点、3番の近藤が3安打3打点と主軸が輝きを放った。

 投げてはマルティネスが7回6安打無失点で交流戦無傷の3連勝でチーム最多の7勝目(4敗)を挙げた。

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