東洋大がコールド負け ドラフト候補・上茶谷ら打ち込まれ、九産大に大敗

 帽子を飛ばして力投する東洋大・上茶谷(撮影・金田祐二)
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 「全日本大学野球選手権・2回戦、九産大10-3東洋大」(13日、東京ドーム)

 優勝候補の東洋大が七回コールド負けで大敗した。そろって今秋ドラフト1位候補に挙がる上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年・京都学園)と梅津晃大投手(4年・仙台育英)が乱調。強力投手陣が打ち込まれ、2年連続の初戦敗退となった。

 右中間に吸い込まれていく打球。ホームベース上で歓喜の輪を作る相手を、梅津はぼう然と見つめるしかなかった。3-8の七回2死一塁から九産大・横田に2打席連続となるサヨナラ被弾。「頭が真っ白になった」とショックを隠しきれなかった。

 序盤から打ち込まれた先発・上茶谷の後を受け、三回1死満塁から出番がやってきた。東都大学野球リーグ戦・4月10日の中大2回戦以来の公式戦登板。悪い流れを止められず走者の生還を許し、「本当に申し訳ないという思いです」と肩を落とした。

 “150キロ超トリオの豪華リレー”もかなわなかった。上茶谷が6失点、梅津が4失点と同じくプロから熱視線を浴びる甲斐野央(ひろし)投手(4年・東洋大姫路)へバトンを渡せず。戦国東都を勝ち抜いたチームが早々に姿を消すことになり、杉本泰彦監督は「完敗ですね」と悔やんだ。

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