滝川二が近畿4強 センバツ出場校・乙訓撃破

 「春季高校野球近畿大会・1回戦、滝川二3-1乙訓」(27日、明石トーカロ球場)

 滝川二(兵庫2位)が、今春センバツに出場した乙訓(京都1位)に逆転勝ちして4強へ進出した。

 兵庫県勢は、昨秋の近畿大会で代表3校(明石商、西脇工、神港学園)が全て初戦で敗退した。今大会も26日の1回戦で明石商と市尼崎が敗戦。滝川二が現世代の兵庫県勢としては、近畿大会初勝利となった。

 山本真史監督は他校が近畿大会で勝てていなかったことにプレッシャーを感じていたという。「兵庫2位で出ているので、何とか役目を果たさないといけないと思っていた」と初戦突破にホッとした表情を見せた。

 先発左腕の田辺大登投手(2年)は、3回に1点を先制されたが、打たせて取る投球で乙訓打線に決定打を許さなかった。

 昨秋の明治神宮大会王者・明徳義塾との練習試合で、昨秋は完封。今春も0-2で敗れたが完投している。

 初の近畿大会では、センバツ出場校を相手に1失点完投。「相手は強いことが分かっていたので、楽しんでいこうと言っていた。2大会連続で(兵庫県勢の近畿大会初戦)全滅はダメだと思っていたので、勝ててよかった」と笑顔で振り返った。

 6回に決勝の2点二塁打を放った7番・江端宙斗捕手(3年)は、「センバツ出場校なので、倒したいと思っていた。勝てたのでチームが乗っていけると思います」。今夏の東兵庫大会に向けて価値ある勝利となった。

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