京大、勝ち点あと一歩 元ソフトB近田コーチが初のベンチ入り

 「関西学生野球、同大6-5京大」(23日、皇子山球場)

 3回戦1試合が行われ、京大が同大に敗れて14年秋以来の勝ち点を逃した。2点リードの八回に2番手・原健登投手(2年・彦根東)が逆転を許して力尽きた。同大は福島孝輔投手(4年・大阪桐蔭)が7回2/3を5失点ながら、10三振を奪う力投で勝ち点を2とした。

 14年秋以降、8度目の挑戦でも勝ち点はお預けとなった。17年から臨時コーチを務めている元ソフトバンクの近田怜王氏(27)が今春から正式なコーチとなり、初めてベンチ入りして後押し。六回に打者10人で5点を奪って一度は逆転したが、あと一歩及ばなかった。青木孝守監督(63)は「やり直しですね」と気持ちを切り替えた。

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