大谷、メジャー初の4番で1安打 14年20勝クエトから技アリ右前打

 「エンゼルス2-4ジャイアンツ」(22日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が22日、アナハイムで行われたジャイアンツ戦にメジャー移籍後初となる「4番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打。球団によると、大リーグの日本選手の4番は松井秀喜、福留孝介、新庄剛志、田口壮に続く5人目。チームは2-4で敗れた。

 三度目の正直で攻略した。大谷は一、四回と好投手クエトの低めに鋭く沈むチェンジアップに空振り三振を喫していた。「精度の高い球が来ていたので、さすがだなという感じはあった」と手を焼いたが、六回1死一、二塁では同じように追い込まれてからのチェンジアップを巧みに捉え、右前に落とした。

 球の軌道を頭に入れ、フォームが一定ではない右腕との間合いを計りながら、配球を読んで安打に結び付けた。2014年に20勝、16年には18勝を挙げており「やっぱり素晴らしい投手だなと感じた」だけに、自信を深める一打にもなった。クエトは試合後に「テレビで見て、とてもいい打者だと思っていた。(対策は)アウトにしようとしていただけ」と語った。

 試合前に投球練習を行い、指名打者として10試合目の先発出場で、休養日だったプホルスの打順に入った。チームは2カード連続で負け越したとあって「もうちょっと早い段階で1本出ていれば、ちょっと違う流れにはなった」と中軸としての責任も口にした。

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