ロッテ二木、六回途中3失点で黒星「チームのよい流れを切ってしまい悔しい…」
「オリックス7-1ロッテ」(4日・京セラドーム)
「チームのよい流れを自分で切ってしまい悔しい…」
先発の二木が唇をかんだ。六回途中、3失点で降板。今季初先発で黒星がついた。
一回、中村が1死二塁から中前に先制適時打を放った。アルバースの出はなをたたいた。
しかし、その裏だ。1死後、大城に中前打を浴びると、吉田正に1-0からの139キロストレートをバックスクリーンに運ばれた。甘く入った。
この逆転弾から、「1本打たれて切り替えようと思った。中盤までは調子がよくなかったけど抑えることができた」と振り返るように粘りの投球で打線の援護を待った。
その援護がないまま迎えた六回だ。先頭の吉田正を警戒し過ぎて四球、さらに続くロメロにも四球で一、二塁。小谷野に送られた二、三塁からマレーロに中犠飛を許した。
「(自分で)ピンチを作ってしまった。あそこがすべてだった」
井口監督は「初回は打たれたけど粘り強く投げてくれた。1点では勝てない」と二木をねぎらった。
「(次は)しっかりと調整していいピッチングをしたい」
ローテの軸に期待される22歳の右腕。次回の好投を誓った。