大阪桐蔭・根尾、流れ変えた好救援 8回0封9K!

 「選抜高校野球・準決勝、大阪桐蔭3-2三重」(3日、甲子園球場)

 準決勝2試合が行われ、史上3校目のセンバツ連覇を目指す大阪桐蔭は、延長十二回に今秋ドラフト1位候補の4番・藤原恭大外野手(3年)がサヨナラ二塁打を放ち、2年連続の決勝進出を決めた。

 完全に流れを変えた。今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手(3年)が、2点ビハインドの五回から登板。8回無失点、9三振を奪う快投でサヨナラ勝ちへ導いた。

 3月31日の明秀学園日立との3回戦で153球を投げて完投。中2日での登板でも、疲れを感じさせなかった。「何とかゼロで抑えようと思った」。今大会最速タイの最速147キロの直球で押した。強打が持ち味の三重を圧倒。三塁を踏ませず、大阪桐蔭へ流れを引き寄せた。

 延長十一回2死で4番・大川から空振り三振を奪うと、珍しくマウンドでほえた。「何が何でも優勝します」。チームの模範となっている優等生は仲間とともに、がむしゃらに紫紺の優勝旗をつかみにいく。

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