DeNA大和OP戦初適時打 打撃も上昇、ラミちゃん絶賛

 「オープン戦、楽天1-7DeNA」(13日、草薙総合運動場硬式野球場)

 今季の鍵を握る男が攻撃の流れを作った。両チーム無得点の三回2死二塁。DeNA大和内野手(30)が楽天・藤平から中前へはじき返す先制打を放った。オープン戦初適時打に「(打撃の)状態はよくなっている」と手応えを感じていた。

 華麗な守備に反して打撃はオープン戦開幕から17打数無安打と苦しんだが、10日の日本ハム戦(鎌ケ谷)の3安打から3試合連続安打。6点リードの九回無死一、二塁では初球に犠打を決め、追加点のお膳立ても整えた。

 「いい流れで中軸につなぐのが自分の役目。細かいところをしっかりやりたい」と大和。ラミレス監督も「いい仕事をしている。非常によかった」と、目指すスモールベースボールの体現者に惜しみない賛辞を贈った。

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