甲子園でタイブレーク練習会 センバツから導入

オーロラビジョンに延長に入った場合のタイブレークの説明が表示される=甲子園(撮影・持木克友)
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 日本高野連は4日、甲子園で第90回記念選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)から導入されるタイブレークの練習会を行った。

 モデルチームとなった報徳学園が通常のケースや、臨時代走などさまざまなケースでプレー。26人の審判が、その度に動きなどを確認した。

 九回裏の攻撃終了後と、延長十二回裏の攻撃終了後には、延長十三回からタイブレークで試合が行われる場内アナウンスが行われた。

 日本高野連の竹中事務局長は「練習会をやって正解だった。今日は十二回が終わって、十三回に審判がプレイをかけるまで時間を計ると、だいたい1分30秒から2分以内だった。本番で試合の流れを切るのは嫌だった。時間的にスムーズにいったのはよかった」と振り返った。

 また、日本高野連の窪田審判規則委員長は「今日は甲子園だったけど、47都道府県の大会では設備環境などが厳しい状況の場所もあると思う。全国審判講習会などで発信していきたい」と、全国の審判に周知徹底を図る必要性を口にした。

 センバツから導入されるタイブレーク制は、延長十三回で無死一、二塁でスタート。打順は前のイニングからの継続打順となる。

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